活動内容

背景

近年、社会現象としては、日本は高齢化と少子化の人口減少化社会に進んでおり、最近、学校にも行かず、働いてもいないし、職業訓練にも参加していない若者が増加しており、この日本社会を支えて活力のある社会を創造できる社会人の輩出が重要になっています。  

 一方、個人の中核能力の成長過程(目標設定から目標達成まで)について客観性を持って証明する方法が確立されていない為、個人の成長過程の評価指標を設定することができず、自分自身で自己の中核能力を開発することが難しい状況もあります。
 

目的

この法人は、児童、生徒、学生及び社会人に対して、伸ばしたい自己の中核能力の設定から目標達成までの成長過程を第三者に対して客観性を高めて証明する支援を「コーチング手法」、「ポートフォリオインテリジェンス」という方法で行います。

 コーチングは、会話を通じて本人自身に問題解決をさせるように仕向ける手法であり、ポートフォリオインテリジェンスは、各自の中核能力について客観性を高めて証明する成長履歴記述の手法であり、海外では自己の中核能力を証明する手法として研究されています。 

 NPOポートフォリオインテリジェンスは、この中核能力の育成支援に関する事業を行うことにより、人の自律心を高め、自己研鑽の意欲、職業意識の向上をはかり、生き生きとした積極性を有する人を育成し、活力のある社会の創造に寄与することを目的とします。


 
 

次世代教育プロセスの推進

 ポートフォリオインテリジェンス(PI)とは、人間の学習行動における一連のプロセスを、教育体系化したものです。

 PIは、人間の学習行動におけるプロセスを次の5段階に分類し、高い学習行動の自己定着支援および能力向上支援をするという考え方です。
5つのプロセス
① Motivation(夢の語りと自己動機付け)
② Plan(計画)
③ Do(学習)
④ Check(集大成化&評価)
⑤ Grow(成長)

主な効果
 PIの期待される主な効果は、小学校・中学校・高校・大学・大学院・企業の研修センター・民間の研修センター等、様々な教育機関における生涯学習行動の自己定着および能力向上です。


 
 

沿革

2003年3月

ポートフォリオインテリジェンス研究会設立。

2005年11月

特定非営利活動法人(内閣府認証)NPOポートフォリオインテリジェンス設立。
代表理事:池田 誠、副代表理事:本山 弘治、監事:殿村 真一

2006年

キャリア支援セミナー開催(神奈川大学工学部)
代表理事:本山 弘治、副代表理事:加賀 義隆、監事:殿村 真一

2007年

キャリア支援企画 「 Top30セミナー 」 を実施(神奈川大学工学部)。
代表理事:加賀 義隆、副代表理事:狩野 尚史、監事:加藤 憲司

2008年

キャリア支援企画 「 Top30セミナー 」 を実施(神奈川大学工学部)。

2009年

神奈川大学工学部非常勤講師として講師を派遣し、学生の意識開発を狙った講義を実施。

2013年

オデッサ国立大学国際関係学部の日本語会話教育の支援活動を実施(ウクライナ)。
ミュンヘン大学を訪問。

2014年

オデッサ市と横浜市の姉妹都市50周年記念イベントを企画。
ミュンヘン工科大学、ベルリン自由大学へ訪問。
代表理事:加賀 義隆、副代表理事:中村 幸蔵、監事:加藤 憲司

2015年

よこはま国際フォーラム2015に参加。

2018年

特定非営利活動法人を解散。
一般ボランティア団体として存続。
ネオキャリアプロモート株式会社が運営を支援。
現在に至る。


活動内容

NPO活動

内 容

ポートフォリオインテリジェンスに関する人材開発及び人材育成事業

小学生、中学生を主にポートフォリオインテリジェンスを活用したマイドリームマップ作成支援を行う。
大学生を主にキャリアデザインや、就職活動の支援を行う。

NPO活動推進のための情報の収集・発信及び情報ネットワークの整備事業

米国のポートフォリオインテリジェンスの動向調査及びインターネットへのホームページの公開。
学生から社会人と世代間を繋げる人材交流を行う。

NPO活動推進のための普及・啓発事業

ポートフォリオインテリジェンスを活用した人材育成に関する広報活動。
学会等の研究会、異業種交流会に参加。